957



b0108068_1394350.jpg



昼間の強い光を浴びてシルバーに輝いた細身で美しいその猫は、車に轢かれないように、人間に見つからないように、雨に濡れないように、草むらの中を、道の端を、すいすいと歩いてゆく。途中まで後ろを付いて来ていた大・中・小3匹の犬たちは行き止まりに差しかかるとあっさり引き返してしまった。猫は行き止まりの壁の隙間からのびた階段をピョンピョンと軽快に登りだした。気づかれないよう猫の様子を見ている私と一瞬、目が合った。猫は私を知ってる人を見るような表情で見つめ、また登りだした。猫は商店街に出た。軒下の障害物と遊びながら楽しそうに進む。すこし離れながら並走する私の心配をよそに、自由な時間をからだいっぱい満喫している様子だ。今度会うときはもう少し長く一緒に散歩したい
[PR]

by slyr | 2014-10-13 13:15

<< 958 956 >>